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【昭和電工】据置:A /安定的,BBB(劣後),J 1 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0481

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15- D- 0481 201 5 年 9 月 1 5 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

昭和電工株式会社

(証券コード:4004)

【据置】

長期発行体格付 A−

格付の見通し 安定的

債券格付 A−

劣後ローン格付 BBB

国内CP格付 J−1

■ 格付事由

(1) 総合化学大手の一角。無機・有機の技術をベースに、幅広い事業を手掛ける。現中計(14/ 12 期∼15/ 12

期)では、業界内で高いプレゼンスを有するハードディスク(HD)と黒鉛電極を、収益成長を牽引する

基盤事業に位置付ける。また、半導体高純度ガスや機能性化学品、高純度アルミ箔、アルミニウム缶を成

長 4 事業と位置付け、M&A の活用も含め、アジアを中心とした事業基盤の強化を図っている。一方、石

油化学は酢酸エチル製法転換や地域内連携などで、事業体質の改善・強化を進めている。

(2) 事業ポートフォリオの構成から、業績は景気動向や需給バランス、市況変動などの影響を受けやすい。た

だ、主力の HD は大容量化技術などを背景に安定した事業基盤を維持しており、これが支える形で底堅い

収益力を有する。一方、黒鉛電極は、アジアでの軟調な鉄鋼需給などを背景に厳しい事業環境が続いてい

る。この影響で 12/ 12 期以降は全社収益が押し下げられてきたが、成長 4 事業の収益寄与も着実に高まる

など、中計の成果も確認できるようになってきている。また引き続き、財務構成は現状並みで安定した水

準を維持可能と考えられる。以上を踏まえ、格付を据え置き、見通しを安定的とした。

(3) 15/ 12 期会社計画では営業利益 400億円の予想となっており、4 期ぶりの増益となる見通し。HD の需要

調整の影響などでエレクトロニクスは減益となるが、石油化学の前期の定修影響の解消や輸出採算の向上、

化学品の半導体高純度ガスの需要増加などが主な増益要因となる見込み。しかし、底打ちはしてきたが、

今後、全社収益の本格的な復調に向けては、近年、能力増強を行った黒鉛電極の販売回復が不可欠となる。

中国拠点の生産効率改善などを含め、当面、同事業の収益体質改善の取り組みには特に注目していく。

(4) 成長投資案件は少なくないが、設備投資が自己資金の範囲内程度に収まっていることで、フリーキャッシ

ュフローは黒字基調が継続している。自己資本は 13/ 12 期以降、3, 000億円台の水準が維持されており、

また、15/ 12 期第 2 四半期末ネット DE R は 0. 9 倍(劣後ローンの資本性考慮)と、特段、問題ない水準と

なっている。子会社の昭光通商が中国事業に関連して多額の損失を計上したことに伴い、同社に対し資金

面等の支援を行っているが、当社財務基盤への影響は限定的なものに留まっている。

(担当)涛岡 由典・藤田 剛志 ■ 格付対象

発行体:昭和電工株式会社

【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 A- 安定的

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 23 回無担保社債(社債間限定同 順位特約付)

100 億円 2010 年 12 月 14 日 2015 年 12 月 14 日 0. 88% A- 第 24 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

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対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 25 回無担保社債(社債間限定同 順位特約付)

100 億円 2012 年 5 月 31 日 2017 年 5 月 31 日 0. 63% A- 第 26 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

150 億円 2014 年 6 月 4 日 2021 年 6 月 4 日 0. 63% A- 第 27 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

100 億円 2015 年 6 月 23 日 2022 年 6 月 23 日 0. 734% A-

対象 借入額 実行日 弁済期日 利率 格付

劣後ローン 240 億円 2014 年 4 月 3 日 2074 年 4 月 3 日 (注) BBB (注) 実行日から 2019 年 4 月 3 日までの利息期間においては 6 ヵ月ユーロ円 L IBOR+当初スプレッド、2019 年 4 月 3

日以降に開始する利息期間については 6 ヵ月ユーロ円 L IBOR+当初スプレッド+1. 00%

対象 発行限度額 格付

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格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 9 月 10 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:涛岡 由典

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「化学」(2012 年 3 月 26 日)、「ハイブリッド証券の格付に

ついて」(2012 年 9 月 10 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 昭和電工株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

な お 、本 件 劣後 ロー ン につ き、 金 銭消 費 貸借 契約 に より 定め る 利息 の 支払 停止 が 生じ た場 合 、当 該 支払 停止 は

「債務不履行」に当たらないが、J C R では債務不履行の場合と同じ「D」記号を付与することとしている。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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